セオドライトが昔頑張っていたという話。

ジジレンジャーよりも爺(じい)レンジャーのほうがGレンジャーになるのでかっこいいかなと思っているガッチャガッチャマンです。

今回の「昔がんばった機材」は光学式のセオドライト(トランシット~経緯儀)です。
今ではセオドライトの角度表示などは全て液晶などの画面でディジタル表示されていますが、もし電池が切れたら使えません。電池買ってくればいいのですが、山の中や離島などでなかなかそういかないこともあります。充電式だったらもっと大変ですね、電源があっても充電するまで時間がかかります。
ところが昔からある光学式のセオドライトでは電源は必要ありません。ディジタル式の場合は、分度盤(角度を記した円盤)を機械が読み取った結果が表示されるので電源が要りますが、光学式の場合は分度盤に記された目盛りを人間が(!)直接読み取るので、ご飯は要りますが電源は要りません。
セオドライトの性能や価格によりますが、マイクロメーターを併用すると読み取り値は0.1~10秒くらいいけます。かなりのものです。

昔よく使われた光学式セオドライトにソキア製のTM20というシリーズ(よく見たのはTM20ESです)がありました。精度は10~20秒のものですが、4kgという軽さだったので現場ではかなり重宝されました。
軽いといっても今の樹脂製のものと比べるとそこそこ重量があるんですが、その分丈夫だし。

このTM20ESもマイクロメーター付きでした。光学式セオドライトのマイクロメーターはちょっとくせがあり、慣れないと使いづらいところがあります。同じ”マイクロメーター”といってもレベルのものとは全然別です。
光学式のセオドライトは他にも水平角の0セット方法や照明の取り方など、ディジタル式に慣れた人には”???”となるような操作がいろいろあります。

誰でも測れます、というのは良いことなんですが、その分熟練を必要としなくなるので、実測や準備などでかえって時間をとられることも多いように見受けられます。使うほうもしっかりしないといけませんね。せっかく良い道具があるのに。

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