ライカ製の天頂器ZLと天底器NLは世界遺産級?

GレンジャーのGは”GOAL”のGです。GOAAAAAAAAAAAL!ってのばすこともあります。

「昔がんばった機材」について書いていますが、「昔がんばった」上に「今もばりばりの現役」っていうすごい機材を紹介します。

ちょっと条件を考えてみましょう。「昔がんばってても今はそうではない」機材の共通点は、”古くなりました”以外は”新しい機能が付いていないから”と”機能拡張にコストがかかるから”でしたね。では新しい機能を追加する必要が無く、ほぼ完成された形で機能拡張の必要もない機材があれば?
消耗したり傷んだりする部分が少なければ、現役で使える可能性は大いにあります。

じゃじゃーん、それがあるのです。普通に考えるとレベルはそれに近いですよね。外部電源も要らないし、可動部分も知れてます。良い機材は最新のものと比較しても精度など遜色はありません、それどころかスペック上の精度は昔の方が良かったりすることも・・・
でも残念ながら外れです。最新のレベルはデジタルレベルになっていて、バーコード(のようなもの)が書いてある標尺を自動的に読み取ってくれます。人間が読まないので個人誤差の入る余地はありません。進化してます。

では古くても第一線で現役の機材とは何でしょうか。
答えは鉛直器です。真上を見るのが天頂器、真下を見るのが天底器といいますが、いずれも設置場所の鉛直方向を指し示すためにある機材です。
当社設備品であるライカ製の天頂器ZL天底器NLはいずれも精度20万分の1で上方または下方を示します。これは精度1秒のセオドライトと同等です。

自動水平機能があり、レーザーアイピース(オプション)を付ければ赤色レーザーが出ます。レチクル(望遠鏡の中の十字線)を入れ替えることで、レーザーの有無に対応できます。レーザーを受ける側に検知器を持ってくれば自動計測も出来ます。マイクロメーターを付ければ、鉛直上方からどちらにどの位ずれているかわかります。接眼レンズを替えれば倍率も変わります。脱着式の整準盤に載っているので、ライカ製のプリズムと入れ替えて現在位置を正確に計測できます。可動部分が水平回転と自動水平だけなので、なかなか壊れません。しかも機械式にもかかわらず自動水平の自己チェック機能まで付いています。

いったい何なんだというぐらい完成度の高い機材なのですが、これに代わる鉛直器がないということもあってばりばりの現役です。だって、ライカですらもう作れないっていってる位ですから。
所有している会社も非常に少なくて、当社にはライカから問い合わせが来ることもあります。

こういう機材はそれこそ世界遺産にでも指定して欲しいと思うのはガッチャガッチャマンだけではないでしょう。

タグ:

関連記事

コメント

  1. ユニーク計測器⇒タニタ次々新発売「睡眠計…

     1.始めに 体脂肪計や尿糖計などユニークな商品の開発で知られるタニタ(本社・東京)が、1億歩まで累計表示できる歩数計、手軽に口臭をチェックできる計測器、人の眠りの状態…

コメントする

管理人にのみ公開されます

CAPTCHA