無線式クレーンカメラが現場で使われる最大のメリットとは?

クレーン(small)

現場用無線式クレーンカメラ
http://www.rexse.com/category/other/wireless_crane/

クレーンカメラとは?

クレーンを見るため?
違います。
遠くを見るため?
違います。

クレーンカメラは、クレーンの先っぽら辺に下に向けて付けます。
そう、クレーンカメラは
“クレーンで吊り下げているものを上から見るもの”
です。

通常はクレーンのオペさんは、吊り下げたものを見上げる体勢で作業を行います。
上からの視点があれば、より安全に作業することが出来ます。
上から見る場合もある?
ありますが、そのようなときは立て坑の中とか崖の下とか。
オペさんの位置からは、吊り下げたものが見えない(見えにくい)場合が多いです。
ここでも真上からなら、視界を妨げられずに釣り荷を確認することが出来ます。

そんなふうに、安全に役立つクレーンカメラって凄いと思いませんか?
オペさんの中には
“俺はそんなもん使わんでも釣り荷がどこにあるかは感覚でわかる”
と豪語される方も居られると思います。
確かに外乱さえなかったら問題はないでしょう。
でも、立て坑の中に出っ張りがあったりするとどうでしょう。

 

クレーンカメラの構造

クレーンカメラの構造自体は簡単です。
クレーンの先の方、吊り下げ用のワイヤーがある近辺で、ワイヤーの邪魔にならないところに専用の金具でカメラを下向きに固定します。
カメラのレンズは広角になっているので、必ず釣り荷の真上(ワイヤーに当たります)になければならないということはありません。
その辺は、適当です。
続いて、カメラの映像をオペ室まで届ける為のケーブルをいくらか余裕を持たせてクレーンのアームに沿わせます。
※通常カメラの映像ケーブルは、カメラの電源ケーブルを兼用しています。
そうでなければ、もう一本ケーブルを引く必要があります。
オペ室まで引き込んだ映像ケーブルを、オペ室に取り付けたモニターに接続すると完成で、電源を入れるとそのまま使用できます。

さて、以上の作業で一番ややこしいのはどの行程でしょうか。
ケーブル張り!
ピンポン、大当たりです。

ケーブル張りは
①カメラやクレーンの可動部分の動きを邪魔しないように、少し緩め&長めに取り付ける
必要があります。
②伸縮するクレーンには取り付け不能または困難です。
③オペ室に引き込む時に、都合の良い隙間があるとは限りません。窓から入れると窓が閉
まらないので降雨の時にまずいし。普通はケーブルを下側へ回して足下の水抜き穴から
通したりします。
④ケーブル長や太さにも依りますが一人作業が危険だったり困難だったりする事もありま
す。

せっかく安全用の機材を取り付けるのに、取付の際に事故が起こって怪我したら何をして
るかわかりません。

そこでケーブルいらずの優れものとして登場したのが「現場用無線式クレーンカメラ」です。

 

普通の有線式クレーンカメラと比較した場合のメリットは、

・ケーブルひかなくて良い。

 

デメリットは

・カメラバッテリーへの充電が必要

さて問題です。
バッテリーの充電とケーブルの付け外し。
どちらの方が危険でしょうか。
バッテリーはリチウムイオンバッテリーなので、過充電すると火を噴く(という事故が某旅客機でありましたね)という危険があるんですが、専用の充電器を用いている範囲では火を噴くことはないそうです。

ということで、ケーブルを引かないことのメリットの方が遙かに大きくなりました。
ちなみにバッテリーを毎日充電するのが嫌だという方もおられると思いますが、12時間保つバッテリーとその入替用バッテリーが付いているので、一日おきの充電(ただし2台)とかも可能です。

さて、ここで疑問点。

・クレーンカメラを固定したら、アームの角度が変わったら真下でない方を見るのでは?
→固定するのは取り付けステーで、カメラはそれにぶら下がる形になっています。

・そうしたらぶらぶら揺れるのでは?揺れる画面見ると車酔いする人も居るでしょ。
→アームが左右に傾かないという前提で、カメラは前後にしか傾きません。また、手で動
かしてみるとわかりますが、かなり渋めになっているので揺れて行きすぎることもない
ようになっています。

・無線って何使ってますか?他のものと混信しませんか?
→特定小電力の2.4GHz帯を使用しています。これは法律で空中線出力10mW以下と規定され
ているので、無線障害を引き起こす可能性は殆どありません。

詳しくは

無線式クレーンカメラ

を見てください。写真&動画(!)付きで紹介させていただいてます。

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