赤外線サーモグラフィ装置~その1~

どうもトロサーモンことトロサーモンです。

今回も相も変わらずサーモグラフィの話です。シリーズもんにさせてもらおうかと思っています。

その1と言いながらお話する内容はバラバラです。つれづれなるままにご紹介したいと思います。

前回赤外線が光の仲間だというお話はさせていただきましたが、もう少し掘り下げたお話をさせていただきます。それは、波長のことなのですが、この波長の長いとか短いとかが、赤外線や紫外線や可視光や電波やX線やら種類が変わっていきます。その中でも赤外線サーモグラフィ装置というのはどの辺りを見ているのか?端的に言うとすでにホームページの仕様に記載されているわけなのですが、例えばH2630なんかだと、8~13µmと記載されています。ではなぜこの範囲なのか?ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、これは「大気の窓」と呼ばれるもので(下図参照)、波長によって透過率(赤外線エネルギーが透過する率)が違うのです。つまり、それ以外の波長域の赤外線エネルギーは大気中を透過しないのであったとしてもサーモグラフィ装置には届かないということになります。なので測定範囲にそもそも設定していない機器が多いわけなんですね。

つまり赤外線エネルギーを捉えるにしても影響を受ける波長域があるということなんですが、逆にこの8~13μmの波長域は大気の影響をかなり受けにくい波長域であるので、赤外線エネルギーを捉えるのに適した波長域であるんですね。

しかし、仮に透過率の高い波長域でも影響を受けてしまうものがあります。それは何か?それは距離と湿度です。その他ガス類(CO2やO3の類)にも影響は受けますが、これは距離と湿度に依存します。つまりは湿度の高い日(雨の日など)と距離の遠い所では正確な測定が難しくなってきます。この赤外線サーモグラフィという装置ですが、水と反射にはめっぽう弱いという弱点がありまして、もしお使いになられるときには十分気をつけていただく必要がある点になってきます。

 

もちろん特長を理解してしまえば、強い味方になるので、このシロートに毛の生えた程度のトロサーモンですが、そういったお話を提供してまいりたいと思います。

タグ:

関連記事

コメント

コメントする

管理人にのみ公開されます

CAPTCHA