人に合わせるシステム

ガッチャガッチャマンは現在リハビリ中です。昨年秋にちょっとした大けがをして、入院&
手術をしました。全身麻酔なんて初めてやられたんですが、何のことはない眠る瞬間「あ、
これで寝るな」というのがわかったあと目が覚めるとベッドの上。全然面白くなかった・・
怪我のせいで直後の10月は5割7分の出勤率でしたが、それにもかかわらず3回の出張を
こなしてるんです。ほめてやって下さい、というのは冗談です。だって出張先でお客さんに
も心配かけているし、決して自慢できることではないですから。

けが人が現場でシステムの設置やインストラクションがちゃんと出来るのか?という声も当
然予想できますが、最近は同じシステムでもいろいろ進歩してて「以前なら大騒ぎ」が今で
は「労力半分」とか、もっと簡単ですよってのが出たりとか、けが人でもうまくやればちゃ
んと結果出せますよってなものも増えてます。

代表例としては、GNSSシステムにおけるVRSが相当するでしょう。システムを運用す
るのに固定局を設置する手間が不要なので、その分だけでも労力も機材も半分です。価格だ
けは半分にはなりませんが。
他にもテレメータの通信距離がのびる(固定局の設置場所の選定が楽になる)、システムソ
フトウェアから自動設定できる機材が増える(メーカーや機種によってはだめなものやコス
トのかかるものもあるので一概には言えませんが)、画面表示が見やすくなった(インスト
ラクションなどが楽になります)、等々。

通常のシステムの進化は機能拡張、精度向上、をうたうものが多いのですが、ことGNSS
(GPS)に関しては、機能拡張っていってもGLONASSやVRSに対応しているのは
全メーカーそうだし、準天頂衛星(QZSS)のデータが受信できるといってもまだ試験運
用の段階なので、実際に運用始めたらこれも全メーカーやるだろうし。
精度向上については計測方式によってほぼ全メーカー差がないし。
違う所って色とデザインとサイズと、あとなんだっけ。ああ、価格と。
ちょっと乱暴ですが、一般的にはこれらのことを「難しい、よくわからん」ヴェールで包ん
で「うちのはいいですよ」って売ってる気がしてなりません。怒られるかな。

これからはユーザーインタフェースに優れている、つまり使い勝手がよい、わかりやすいも
のが必要とされるし、そういう作り方をしていかないとまずいでしょう。ただ「簡単」って
いうことを機能限定とか定型作業に特化するとかと間違ってはいけないと思います。
必要なときには細かい設定が可能でないと、困ります。ユーザーを定型作業(例えば公共測
量規定)に合わせさせる、だけではなくユーザーの使用環境に合わせて対応する、というシ
ステムや機材の時代が来ているのではないかと。

リハビリしてると、怪我の種類、程度、年齢&性別、体力、治癒後の目的、その他千差万別
の条件の顧客(患者?)が存在するわけで、それらの条件を全部加味して治癒状況を見なが
らアレンジしていくという理学療法士のものすごいスキルが存在している事がわかります。
薄々知ってたんですけどね
これからのシステム(Rexse)に求められてるのはこういう事ではないかと。怪我した
おかげで見えてきたものも(見えんでよかったものも含めて)あるということで、転んでも
ただでは起きないガッチャガッチャマンでした。
もちろん転んでも怪我しないのが一番です。

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