あなたは単位の意味を分かろうとする?あきらめる?【基本編】

こんにちはー。

家庭内ホームレス・ISO爺マンです。

さて、本ブログのシリーズものとして、計量・計測の基本である「単位」の話を取り上げたいと思います。

まず、こんなことを書くと、

偏見だ!

と非難されそうなんですが、私個人の経験則からすると、文系とくに女性の場合、きわめて単位に弱いですね。

例えば、リットルLって何の単位?と質問すると、

「重さ」

と答えるのはまだマシな方で、

「水?..液体の単位?」

と質問の趣旨さえ分かっていない答えが返ってきたりします。

まあ、日常生活には何の支障もないので、問題ないのでしょうけど。

 

とはいうものの、計測機器専門レンタルの当社の社員がそれではちょっと困るので、
この場を借りて、そんな社員の啓蒙を兼ねてお題にしよう、
というわけです。

まず、「単位」の区別というか分類ですが、

「個」・「人」など数の数え方の単位、

「円」・「ドル」などのお金の単位、

「パーセント」・「割」・「ダース」などの割合・分率や一定倍数の単位、

そして、「メートル」・「グラム」などの計量単位(物理単位ともいう)があります。

(えーと、他にもあったっけ? ま、独断でこれだけということにします)

もちろん、ここでは計量単位を取り上げるわけですが、実を言うと、計測器の表示値の単位でも、けっこうアヤシイものもあったりします。

 

 

 

基本の単位のお話

まず、計量単位を突き詰めていきますと、基本単位というのに集約されます。

国際的に共通して認められている単位にも、様々な単位があります。

しかし、その大半はこの基本単位に置き換えて表記することができるのです。

 

例えば、力のニュートンNはkg・m/s2、圧力の単位パスカルPaはN/m2なので、kg/m・s2となります。

体積の単位リットルLはdm3です。

これらを組立単位と言います。

 

因みに、リットルは昔(私が学校で勉強していた頃)は筆記体のlで表記されていましたが、
筆記体を使用することが禁止されて小文字のlのままだと1と混同してしまうため、
現在は大文字のLで表記するのが一般的となっています。

さらに、m3の前に付いているのはデシで、1/10を示す計量単位の接頭語です。

1/10 m×1/10 m×1/10 mで、1/1000 m3というわけです。

よく天気図に出てくるヘクトパスカルhPaも、
100倍を表すヘクトhをパスカルPaにくっつけたもので、
1000hPaは、100000Paということになります。

ついでに一覧を書きますと、

 

  • 倍量を表す接頭語

デカ
da:×10
ヘクト
h:×100
キロ
k:×1000
メガ
M:×1000000
ギガ
G:×1000000000
テラ
T:×1000000000000

 

  • 分量を表す接頭語

デシ
d:1/10
センチ
c:1/100
ミリ
m:1/1000
マイクロ
µ:1/1000000
ナノ
n:1/1000000000
ピコ
p:1/1000000000000

 

まだまだあるんですが、0が多過ぎて書き切れないので、後は自分で調べて下さい。

 

 

基本の単位のお話

さて、基本単位に戻ります。

これは組立単位と違って、これ以外では表すことのできない、まさに計量の基本となる単位のことです。

7つあります。

 

 

長さの単位 メートルm
質量の単位 キログラムkg
時間の単位 秒(セコンド)s
温度の単位 ケルビンK
電流の単位 アンペアA
光度の単位 カンデラcd
物質量の単位 モルmol

 

 

因みに、キログラムkgだけ接頭語キロkが付いているのは、単位の定義の元となる原器が1kgだからです。

でも、だからといってミリキログラムmkgなんていう使い方はしません。

他の単位と同様に、µg、mg、g、Mgというふうに使います。

また、ケルビンKは、私たちが通常使う摂氏度℃と0の位置が変わるだけで、1単位の温度差は同じです。

0℃が水の三重点(水が個体・液体・気体の状態で同時に存在できる温度)なのに対し、ケルビンKは絶対零度(-273.15℃)が0となります。

さあ、ここで、文系の私にどうしても理解できないのが、モルmolです!

大昔、中学か高校の授業で出てきたような気がします。

...でも、それだけです。

 

モルmolの定義:

「0.012キログラム(kg)の炭素12の中に存在する原子の数に等しい要素粒子を含む系の物質量」

 

こんな訳の分からない単位は、一生関わることはないだろう、
と思っていたんです。

ところが!

当社のレンタル取扱機種に、このmolが出てくる単位が使われているのですよ!

µmol/(m2・s) なる単位です。

見た目だけで判断すると、光量子は、
1秒間・1平方メートル当たり百万分の何mol というふうに捉えるようですな。

実は、このブログを書くにあたって、ウェブサイトでmolを説明してくれるページを探して勉強したんです。

読んでいるうちは、少し分かったような気になりました。

でも、翌日になったら、やっぱり分からん!
に逆戻りしてしまいました。

 

結論!:
私は光量子計には近付かないようにします。

以上です。

 

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