判定不能

大変ご無沙汰しておりました。
ISO爺マンです。
なんと2年9ヶ月ぶりの投稿です。
(定年退職したわけではなく、実はまだ在籍中だったんですよ)

このところ、計測機器の校正依頼がちょくちょく舞い込んできます。
昨今、外国製の計測機器をネット販売する業者さんが増えていますが、たいていのユーザー様は校正記録とか性能証明の書類を必要とします。
でも、いちいち外国のメーカーに送り返していたら、コスト・手間・時間がバカになりませんし、日本語での証明書類発行は多分ムリでしょう。
そこで、販売業者さんは、国内で校正を引き受けてくれるところを探すわけですね。
で、当社に依頼が来ることになります。

今日も依頼があったのですが、依頼品の性能スペックをネットで確認すると、
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二酸化炭素濃度計

測定範囲:0~3000ppm

分解能:1ppm(0-1000ppm)
5ppm(1000-2000ppm)
10ppm(2000-3000ppm)

精度:±50ppm、又は表示値の±5%
5ppm(1000-2000ppm)
10ppm(2000-3000ppm)

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と記載されていました。

「測定範囲」、「分解能」はいいんですが、「精度」の5ppm(1000-2000ppm)
/10ppm(2000-3000ppm)は意味が分かりません。
多分、「分解能」の項目をダブって記載してしまったんだろうな、と推測されますので無視するとして、今度は「±50ppm、又は表示値の±5%」です。
こういった場合、「いずれかの値の大きい方(あるいは小さい方)」と付記されるべきです。そうでないと、合否判定ができません。
で、校正を依頼された業者さんには、エンドユーザー様に合否判定基準を明確に決めてもらうか、合否判定なしで基準値・校正値の数値だけの記載にするか、選んでほしい、と返しました。

ウェブサイトは、計測機器のことをよく知らないウェブ専門担当者とか、外注業者が制作していることがほとんどなので、不十分な記述や間違った情報が載ってしまっていることが多々あります。

かく言う当社のサイトも、ちゃんとチェックしているつもりでも、間違いがそのまま記載されていることが必ずあると思いますので、お気付きの方は是非ご指摘下さいますよう、お願い申し上げます。 <(_ _)>

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