こんにちは~
シス@です。
先週、無線LANを経由したシステムを使用されているお客様から、通信できないという連絡がありました。
この現場は、元々条件があまり良くなく、設置時にも苦労した経緯があります。
念のため、若干受信感度の高い、交換用のアンテナを持参し、対応することに。
現地に到着し、場所の確認、アンテナの状況を確認すると、木が成長して、電波の通り道にかかっているようでした。
これでは、アンテナを変更しても改善する可能性が低く、アンテナの移設が出来れば、解決するのですが、基本的に移設はNGですので、出来る範囲で、方向と位置調整をして対応することに。
アンテナを固定している、ステーの位置を変更し、向きを変更したところ、無事、通信を再開しました。
無線LANま周波数が高い(直進性が高い)ため、元々障害物には弱いのですが、2点間の距離は300m程度なのに対して、移動した距離はわずか1m
この1mで通信の分かれ目になるとは、非常にシビアです。
ちなみに、この現場では、騒音振動測定システムを設置していますが、最初から通信の不安があったので、各所でデータを計測し、計測結果を集中管理する方式を採用しています。
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