本日は東日本大震災からまる2年です。
ガッチャガッチャマンは東北方面に係累はないのですが、仕事でご一緒した
ユーザーや代理店の方などがおられたので、電話が繋がらない間は結構つら
いものがありました。幸い私の知り合いの方は皆ご無事でしたが。
震災から3ヶ月ほど経って仕事で福島県を訪問させていただきました。以
前訪れたときの良い印象もあって、仕事ながらちょっと嬉しかったのですが、
現地でびっくり。阪神淡路で見慣れた(?)ブルーシートがたくさん、ってと
こまでは想定の範囲だったのですが、これがどこまで行っても無くならない。
まずこのスケールに驚かされました。続いて海岸近くへ移動してまたびっく
り。これも同じように道路が陥没したり、建物が倒壊して基礎だけだったり。
と思ったら、津波で根こそぎさらわれてたり、とんでもないとこに移動して
たり、2階建ての1階がなかったり。
極めつけは堤防を構成するコンクリートの塊がそのまま民家の庭に塀を越え
て打ち上げられて1階の柱に激突してるのを見たときです。本来被害を防ぐ
ための備えまで災害に荷担させるという津波の威力はかなり怖いです。ちな
みにこの辺りの津波高さは陸上で2~3mくらいだったそうです。
10m以上の津波っていったいどんなんだ?
このときとその後(現在も継続していますが)に福島、宮城、岩手あたりで
調査や復興などに使用された当社の設備品のうち、私が関係したものだけで
も次のようなものがあります。
・RTK測量システムPocketGp-Mate
・振動ローラー転圧管理システムRexseRoller
・ブルドーザー施工管理システムRexseDozer
・マシンガイダンスシステムPowerDigger2D
・RTK深浅測量システムGp-Mate Echo
・作業船施工管理システムGp-Position
このほかにも気象観測、浚渫船管理、サーベイメーター、運行管理など各種機
材やシステムが活躍しております。
確かに商売ではあるんですが、阪神淡路を経験しているから現場状況も理解
出来ると勘違いしてたことが情けないですし、東南海地震が起きると津波も
人ごとではないので、防災意識を高めて貰ったことも含めて、個人的には最
大限の対応をしたいと思っています。
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