11月も今日でラストです。
今月は、MRJが初テスト飛行しました。
ガッチャガッチャマンは飛行機に乗るのは怖いので嫌ですが、
飛行機そのものは好きです。
友人の影響もあって、
中学生の時分には零式艦上戦闘機の
11型から63型まで全部区別が付いてました!
今はちょっと怪しいけど。
で、一番の好みは54型でしたね。
主翼の先端が丸くないの(32型)とか
爆撃機(63型)だとかは少し違う気がしてます。
ところで、
この零式艦上戦闘機の略称は零戦
で”れいせん”と読むのが正しいのですが、
世間では”ぜろせん(ゼロ戦)”で通ってます。
ゼロって特別の響きがあるし、
当時の敵国で”ゼロファイター”って呼ばれてたという
経緯もあるので仕方ないかなと思いますが。
MRJの話に戻りますが、
その前の国産機でYS-11という名機があります。
あまり売れなくて生産終了となったため、
飛行機では儲からない(採算が取れない)と考えられ
次の国産機であるMRJの開発まで半世紀を必要としてしまった原因でもあります。
このYS-11はMRJのニュースの中でも取り上げられましたが、
みんな ”わいえすじゅういち” って言ってるんですよね。
実は”ぜろせん”と同じで正しくは ”わいえすいちいち” だそうです。
こちらは”じゅういち”のほうが読みやすいというのがあるかも知れません。
MRJは ”えむあーるじぇい” でいいらしいのですが、
これも改良版とか出てくると
MRJ2型とかMRJⅡとか言われるようになるんでしょうか。
”じぇいつー”とか呼ばれたりして。
MZJなんて名前もかっこいいと思いますけどね。
略称や読み違いには気をつけないといろいろ困ることもあります。
上記のように一般化している分にはそう問題はないのですが、
ある分野のみで特定の意味で使われていたり、
個人が勝手に省略したりすると間違いの原因になり、
ひいては事故に繋がる可能性もあります。
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例えば三次元計測という言葉は、
測量が二次元(X,Y)+標高(H)に別れているのに対して、
x,y,zの座標を同時に計測することから
特に工業計測分野で使用されてきました。
ところで変位計測の分野では一次元、二次元、
それぞれの変位計測に対して三次元的に
変位を観測できる様なシステムを三次元変位計測といいます。
このままで
”三次元計測”と”三次元変位計測”と区別できれば何も問題はないのですが、
これを単に”三次元”と略してしまう人がかなり居ます。
何がしたいのかよくわかってないことも多く、困ります。
使用機材もシステムも要求精度も計測環境も何もかも違いますから。
勝手な省略形、例えば”KY(空気読めない)”では”KY(空気読む)”とも
読めたりするので、こんなのは明らかにおかしいですね。
でも、”おめ!”だったら”おめでとう”だと推測が付くので、まだましです。
省略にもセンスの善し悪しが問われます。
株式会社レックス→”かぶ れ”なんてギャグにしかなりませんから。。。
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